リスナー以外
お断りです
有川・舘川が混迷の時代にあえて問う珠玉のコント
伝説のコント15本+αがあなたを酔わせます
コサキンコント劇場(1)服と犬
(興陽館)


こさきん亭
Love2コサキンソング
 コサキンの特徴として、「誰も聞かないような変な曲を発掘する」というのがあります。それらの中からエヴァーグリーン化したものを総称して「コサキンソング」と呼びます。

 そんなコサキンソングを解説していこうというのがこのコーナーの趣旨です。タイトルの五十音順に並べてあります。そんなにエヴァーグリーンでない曲もまじっていますが、それは単なる作者の好みです。

 タイトルの次の緑枠は歌い出し、赤枠はサビ、あるいは有名なところを示します。省略している場合もあります。調査中は調査中、不明は歌詞が書けないこと(「有川君の絶叫」みたいに)を示します。
 幻の名盤は、「幻の名盤解放歌集」(P-Vine/ブルースインターアクションズ発売)に収録されていることを示します。クリックすると幻の名盤解説ページに飛びます(なお、収録されたCDを所有していないために、このアイコンが表示されていても解説ページには載っていない場合があります)。

わ&おまけ

※ 曲名がリンクになっているものは、AMAZONで購入できます(品切れの場合もあります)。


あ行
  ああ落ちるパートT/岸本加代子
 あ…落ちる…落ちる…落ちるぅ〜!
 芸歴長い岸本が女の辛い思いを声で表現。「あ…落ちる…落ちる…」まではセクシーなのだが、いきなり「おちるぅ〜!」とまるで唇を噛むような歌唱法が現れる。その後は普通の歌。
  愛の絶唱/大子乱童
 僕の心を知らずにあの子は去ってゆく
 (荒れ声で)君のかわいい笑顔〜アァゥ
 謎の2つの声を持つシンガーは九州男児。柔道は3段の腕前だった。レコードジャケットの裏には住所まで書いてあった。「君のかわいい笑顔」を見る男はただのムサい荒くれ男かと思いきや実は美声の持ち主だったという、日本版「美女と野獣」を地で行くハートフル・ソング。
  愛は芳醇な香り/細川俊之
 ねぇ知ってる?(裏でハミング)
 ほほつたう あなたの涙を
 「パローレ・パローレ」でスケベささやき歌唱法を披露した細川。「小倉百人一首」でもおネムな声がSexyだったが、この曲でもささやきおネムが炸裂。後ろでハミングする細川と、愛のささやきを続ける細川。二つのささやきおネム声が重なり、聴衆をおネムの奈落へと落とす。そしていきなり無音になったかと思うと「ほほつたう〜」とやけに高音で歌い出す細川。3つめの細川堂々たる登場には笑みをこぼさずにはいられない。ブランデーと言わず「ブランディー」と発音するところも注目。
  青いゴムゾーリ/支那虎夫
 青い 青い ゴムぞうり
 好きなんだ なんとなく
 あのバーブ佐竹の別の芸名である。ちょっと間の抜けた歌詞だが「好きなんだ、なんとなく」。ゴムぞうりと呼ばれていたビーチサンダルは長い沈黙を経て浜辺から街に進出。若い人はアスファルトの上をペタペタ歩いていた。しかしビーサンは脚どころか下半身に良くないらしい。でもいいじゃないか。バーブは飯尾に似てるんだから。
  青い山脈'88/舘ひろし
 ハァ〜アァ〜ん 若く明るい歌声に
 青い山脈 雪割り桜
 あの戦後の名曲がこうも変わるとは…。元クールスの俳優舘ひろしがロック魂をかなぐり捨てハウ〜ンとお色気たっぷりに歌う。妙にやらしいアレンジも聞きどころか。これがのちの「冷たい太陽」に生きている。
  アキラのホイホイ節/小林旭
 ホーイホイ ホイのホイ
 イカれちゃったとこう来ちゃう
 「ホイのホイなんだ〜」と主張されても困る。参っちゃうほどダサい歌詞。これを聴いてザ・ドリフターズ(もちろん日本の)の「ほんとにほんとにご苦労さん」を想起しない者はいるまい。オリジナルが同じなのだから当然だ。コミックソングとしての思い切りのよさはむろんドリフに軍配が上がる。
 当然だがマイケル・ホイとは関係ない。
  あの娘と僕 /橋幸夫
 すねて渚に来たものの
 スイムスイムスイム スイムで踊ろう
  この曲はコサキンソング扱いだが、ヒット曲でもある。「ピチピチ」という言葉が流行っていた頃の歌である。
 スイムスイム、踊る男と女。あの頃の若者達は今、どうなっているのだろうか。一人では感じが出ないというが、どんな感じが出ないのか。そして渚がなぜにパラダイスなのか。今の世の中に住む我々にとって疑問は残る。そんな時代を御三家橋はあまりになめらかに歌っている。
  甘いささやき/ルー大柴・国分ゆりえ
 フシギだ 君と出会うときは
 パローレ パローレ…聞いてないじゃないか!
 シングル「横浜」のC/W。細川俊之・中村晃子「パローレ・パローレ」のカヴァー。
 本家の細川はむやみにねっとりしたささやきで、ナメコ・山芋・納豆を想起させたが、ルーはそのぬめりを湯がいて取り去った上で、マヨネーズで和えた上にひまし油をたっぷりかけてハイどうぞといった具合である。無論、それを食した後は渋り腹になるのは言うまでもない。
 本家では細川のヌメヌメの中で半狂乱に叫ぶ中村の歌声が空恐ろしかった。こちらのヴァージョンでは国分が若干さわやかではあるがルーの油でそれが全部汚染されている。自然は大切にしたい。
 やはりルーヴァージョンと言うことでささやきも若干加工が加えられている。まあ、一言で言って野暮ったくなっているわけだが、その中で楽しみを見つけるのは至難の業かも知れない。「聞いてないじゃないか!」「ポッパカパッパッパ〜面白い?」「抱擁しよう」「ダメダメダメ」などがムカツキポイントではなかろうか。
  アメリカン・フィーリング/サーカス
 あなたからの エアメール
 コサキンソングというよりコサキン愛唱歌。情報局やエンディング等でムッくんが「○○からのエアメールです」と言うと、二人で「♪あなたからの エアメール〜」と合唱するのが恒例になっている。
  あんちくしょうの歌/萩本欽一
 調査中
 あんちくしょうのどこがいい あんちくしょうは死ねばいい
 「コサキンあいうえお歌謡選抜」発のヒット。楽しいリズミカルな曲調とは裏腹に、いきなり「あんちくしょうは死ねばいい」と、欽ちゃんのほのぼの声と女声コーラスがダブルで歌う。歌詞全体も、人間という生き物の汚さをえぐり出していて、ひどすぎる。「どこかにお前が」の節回しで歌った方がいい気がする。
  あんな男に惚れちまって/遠藤周作
 あんな男に惚れちまってバカね
 あんな男に惚れちまってバカね いい奴らしいのが 腹立たしいよ
 今は亡き文豪狐狸庵先生が歌う男親の悲しい世界。軍歌調だがそれが逆に悲哀を増している。同じ作家ではマイクの戦士こと野坂昭如の熱唱には遠く及ばないがそのシケた声には娘への屈折した愛が漂う。この曲と彼の代表作「沈黙」はまったく世界がダブらない。そこが遠藤周作たるところではないか。
  イエスタデイ・ワンスモア/内山田洋とクール・ファイブ
 あのころ 暮らしたあの部屋で
 Every Shalalala la Every wow wow 今〜
 前川清をヴォーカルに迎える前に作られた一曲。もはやこのアレンジは本家カーペンターズを凌いでいるとしかいいようがない。メインヴォーカル小林の「いんまぁ〜」も聴きどころ。大江千里ライクで心温まる。
  イザベル/シャルル・アズナブール
 (フランス語のため不明)
 ハ、アヒャヒャヒャヒャ、イザベェゥ!
 狂乱の叫びシャンソン現る。愛しいイザベルにささぐ男泣きの情けなさ。こんなとき、フランス語は情けない。最初こそ愛情が見え隠れしているがだんだん狂おしくなってくる。
  痛い痛い痛いのよ/応蘭芳(應蘭芳、おう・らんふぁん)
 調査中
 痛い、痛い、アン
 当時セクシー女優だった応蘭芳の歌う女の機微の世界はあまりに繊細すぎる。痛い痛いとささやかれた男はもう、黙っちゃいられない。男は女の心の琴線にあんまり触れてはならない、そんなことを教えてくれる曲だ(?)。
  いとしの君/海道はじめ
 いとしのプリマ いとしのプリマ
 いとしのプリマ
 大ブレイク曲「スナッキーで踊ろう」のC/W。不本意なロックナンバーを唄わされた海道の本領が遺憾なく発揮されるムード歌謡。しかし、相変わらずプリマハムの影はつきまとうのである。「いとしのプリマ〜」のファルセットヴォイスがイケる。
  インベーダー・ウォーク/マキ上田
 ワタシのハートは インベーダーウォーク
 カニカニウォーク インベーダーウォーク
 ビューティーペアのマキが'70年代テイストたっぷりのジャパニーズ・ダサダサ・ポップスを歌う。8ビートがグッと来るが、それは胸ぐらをつかむジャッキーであった。そのお顔を見て思わず失禁。
  With/小堺一機
 季節はいくつも
 調査中
 ご存じ、コサキンのエンディングテーマ。ムッくんの実話を元にした、来生たかお夫妻作品。この曲と「パッフォーン」なしではコサキンは終われないのである。
  うちの女房にゃ髭がある/杉狂児
 何か言おうと 思っても
 パピプペパピプペパピプペポ うちの女房にゃ髭がある
 大昔の歌謡曲。要は「かかあ天下」を歌った曲なのだが、コサキンでは「愛しのヒゲワイフ」こと水野晴郎のテーマとして用いられる。
  うどんの歌/吉永小百合とロイヤル・ナイツ
 うどんはいいな うどんはうまい
 だけどときどき 涙をこぼすんで
 唄そのものはロイヤル・ナイツが歌う。吉永はセリフだけ。2番目の「涙をこぼすんで〜」でちょっとビックリする。
  エンドオブザワールド/舘ひろし
 調査中
 ドンデイノーン イティズ エーン オザウォール
 舘ひろし渾身のアルバムからのナンバー。独特のタメる歌い方と脂っこいワニ汁がほとばしる肉声が聞きごたえ120%を保証する。
  小倉百人一首/細川俊之
 調査中
 その名の通り、小倉百人一首を細川がおネムな声で読み続けるという強烈なCD。BGMつきのものもあるが、ほとんどは細川の声のみ。一部を使って「シリ」「もみ」「モレ」「あわじ」「イブキ」「キリギリス」(=高木豊内野手。たかぎとようちではない)など活用例も多い。
  おしっこしたくなっちゃった/坊屋三郎
 うかれてさわいで はしご酒
 あぁ〜おしっこしたくなっちゃった
 あきれたぼういずで名を馳せた巨匠が世に問うコミックソングの王道。説明不要のイントロもなんだか「楽しいね」。クイントリックス!
  男ケニアの波り鳥/水森亜土
 調査中
 男ケニアの三度笠
 舌ったらずで歌いながら透明なボードに逆さまの絵を描く謎のチャンバーはシャンソン歌手だった。しかしその前はキリマンジャロで産湯につかった男だった。ケニアの三度笠…意味不明。
 関根勤のモノマネで再ブレイクし、芸能界に復帰かと思いきや、彼女はやはり夜のステージで色とりどりの照明を浴びながら歌っていた。
  男と女/高英男
 きーこーえー、るダバダバ ダーバダバダ こーえーよー、ダバダバダ ダーバダバダ
 るダバダバ、よダバダバ、トワエモアダバダバ
 シャンソンのカヴァー曲を、伝説の歌手、高英男が見事なまでに歌いきる。「ダバダバダ」を縦横無尽に歌詞に織り込み、聴衆を完膚無きまでに叩きのめす。日本語とダバダバの融合が、「るダバダバ」「よダバダバ」で炸裂。「11PM」テーマ曲に次ぐダバダバソングとして我々の脳裏に強烈に、高の歌声が焼き付く。最後は「トワエモアダバダバ」と、白鳥英美子まで登場してしまう。
  幻の名盤男のマーチ/小宮あけみ
 ヤータッチタッチタッチタッチタ デン
 バビヤウ バビヤウ バビヤフンフン
 「タチタチタチタデン」「バビヤウ〜ボインボイン」など、「それゆけあなた」以外全く意味のない歌詞に唖然。よくこんな歌が存在し得たものだとむしろ感心させられる。
  男よ/杉良太郎
 酒粕なめて 酔ったふりする さみしい男は
 アハハ〜ン ウフフ〜ン
 JAY-WALKふうのアレンジに乗って、酒粕をペロペロとなめながら歌う杉良。「君は人のために死ねるか」や「すきま風」同様に、やはり全くセオリーを無視した杉良独特の作曲法で生み出されたこの曲にはみな舌を巻く。そして最後は「アハハハ〜ン」と腹に一物持った笑いを展開。酒粕は湯にとかし、砂糖を入れて飲むのが正統派だと思うが、いかに。
  お隣のケンちゃん/小柳ルミ子
 垣根の外から呼んだらば
 ケンちゃん ケンちゃん
 「もういないケンちゃん〜」ああ、ルミ子の前から賢也は逃げた。愛のセレブレーションは幻に過ぎなかった。「さびしいのケンちゃん」
  おもちゃの羊はいらんかな/小池朝雄
 おもちゃの羊はいらんかな
 おもちゃの羊はいらんかな
 悪役俳優として、また「刑事コロンボ」の声優として名を馳せた名優小池朝雄が唄うほのぼのソング。
  お嫁サンバ/松平健
 恋する女はきれいさ
 あわてないで お嫁サンバ
 サイドステッパー・コナカこと松平健(本名鈴木末七)。「イェーイ!」のかけ声も高らかに健のライヴは大盛り上がり。健といえば自らも「マツケンサンバ」という持ち歌がある。
 「お嫁サンバ」は郷ひろみのヒット曲。これはそのカヴァーで、ライヴ版。ご存じサイドステップ健の軽やかな歌声にウットリ。「けしておせいじじゃないぜ〜」。「お世辞」であって、「お政治」ではない。
 松平は「暴れん坊将軍」シリーズで人気を確立した俳優。時代劇やミュージカルの舞台で活躍。華麗なダンスを披露した紳士服販売店のCMは話題に。妻は女優の大地真央。  本家郷ひろみを凌ぐ明るすぎる歌唱法はやはり軽やかなサイドステップを思わせる。健よ、再びあの反復横飛びを見せてくれ。
  俺が…/近藤正臣
 俺が雨の中 こんなに駆けてくのは
 お〜まえ〜が 俺を 抱きしめたとき あつ〜い〜 んなみだを〜 流すのが いやだから
 「雪が降る」に匹敵する!?正臣のナルシストソング。伴奏に乗せ、歌いもせずに長々と朗読を続けるが、突然高音で歌い始めるインパクトは強烈の一言。
Requested by 優々様
  俺についてこい/渡辺篤史
 今日も校舎の 片隅で
 バットをかついで 俺についてこい
 家ほめの達人と言われる篤史が、俳優として人気絶頂だった頃の歌。歌い方もまったくあのしゃべり方。ただ違うのは、妙な感心声(「いやぁーいいですねぇー」「ほほーぅ」「いやぁー」)を出さないところくらいか。外で遊べと力説する篤史に、教師魂を見た。ラストの「ホームラァーンッ!」で教師魂は爆発し、家ほめ魂に昇華していく。人に説教する割には、自分も家をほめながら「わかりました」を連発する。従順なところもあるじゃないか。篤史は趣味も建築設計という。さすが〜!
  女嫌いのバラード/杉浦直樹&石立鉄男
 おどかしてやりたい 図々しい女
 女嫌いのバラード
 83年のドラマ挿入歌。イントロは「夢芝居」で始まり、メロディは「ホテルカリフォルニア」。ハゲおじさん杉浦直樹と、白髪アポロこと石立鉄男の濃いベテラン俳優二人が力強く熱唱。「バラード〜」の「ド」が合っていない。

わ&おまけ



こさきん亭トップへ  上に戻る  Next Love2コサキンソング
inserted by FC2 system